2025/05/17 21:34

 ポーチができるまでの工程

 1.ラフスケッチ
 まずは鉛筆やペンで紙に向かい、頭の中のイメージを”線”にします。
 くり返し描くうちに「これは好き」「ちょっと違う」を自分の目で確認できるのが紙の良さ。
 同じモチーフでも3枚4枚と描き重ねることもあれば
 一発で”これだ!”って思える瞬間もあります。

 2.清書・取り込み
 ラインが決まったら、ペン入れして取り込みます.
 昔はスキャナーで取り込んで、フォトショップでノイズ取って
 白と黒とのしっかりとした2階調になるまで調整して
 それをパス化とかししてたなぁー。

 3.デザイン
 布にするデータを作成は
 フォトショップでもできるけど
 私はイラストレーターで作成しています。
 今のイラレを習った人が見たら、
 おもしろいやり方をやってるんだと思う。

 4.iPadでの挑戦
 最近は”紙→PC”の流れだけでなく、iPadで描く練習も(今ごろ^^)
 始めました。ガラス面でのペンの滑りに最初は戸惑いましたが
 慣れるとデータになる速さは圧倒的!
 気にいるまで何回も描くのは同じだけど、描いた瞬間からデータって。
 わかっていたけど、今頃驚いています。

 5.布製作・縫製
 自分がデザインした布に裏地にファスナー・タグ・紐・ウッドビーズ
 糸の色と合わせながら、ポーチに仕立てます。

 今日はその大好きな色合わせの日。

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 鉛筆・紙との時間”ゆとり”とデジタルの”機動力”
 
 紙に描くひとときは、紙のサイズが決まっているからこそ
 生まれてくる良さとか感じながら、
 自分とじっくり対話できる大事な時間。

 一方、ipadで描くデジタル工程は
 思いつきをすぐ形にできるスピード感が魅力です。

 それぞれの良さを行き来しながら
 今日も”持ち歩けるアート”づくりは続きます。

 〜〜机の横で出番を待つ紙ラフたちにも
    順番に光を当てていくので、もう少しだけ待っていてね〜〜